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過年度に提出した申告書等について

皆さんは、過去に提出した申告書や届出書、申請書は保存していますか?

令和3年1月15日(金)まで申請できる持続化給付金には、個人の方でしたら申請に2019年の確定申告書の第一表の控え(青色申告の場合は決算書も)が必要です。

しかもその控えには税務署で収受印を押してもらってる必要があります(電子申告の場合はメッセージボックスに届く受信通知が必要)。



2019年分の申告は、コロナの影響で直接税務署に提出される方は少なくなったかもしれませんが、書面で提出した方で、控えに収受印を押してもらってない方や、そもそも控えを持っていかなかった方で持続化給付金の申請等で過年度分の申告書等が必要という方のお役に立つかもしれない内容です。



税務署に行けば過年度に提出した申告書等を見ることができる申告書等閲覧サービスというものがあります。


「閲覧なので見るしかできないの?」と思われる方もいると思います。

例で挙げている持続化給付金の申請には、収受印のある2019年の確定申告書の控えをオンライン申請できるようなデータとして必要なので、閲覧するだけでは書き写すことくらいしかできませんが、実はスマートフォン等で撮影することができます

その撮影したものを申請の申告書データとして使用します。


したがって、過年度に提出した申告書等の控えがなくとも、税務署に行って申告書等閲覧サービスにて必要な年度の申告書等を撮影して、その写真データを使って申請することができます


必要な申請書の書式は税務署にありますが、国税庁ホームページからダウンロードしてあらかじめ用意していくことも可能です。



ただし申請書の記載について一点注意することがあります。

写真撮影の希望欄の赤下線部分に注目ください。


次の事項に同意した上で、写真撮影を希望する」

下の行の同意事項には

「収受日印のある書類等は、収受日印、氏名、住所等を被覆した状態で撮影すること」


とあるので通常、収受日印を含めて撮影することはできませんが、持続化給付金の申請のために収受日印が必要な旨を職員の方に伝えることで撮影することができます。

その際、表一行目の閲覧の目的に「コロナのため」等記載する必要がありますが、職員の方の指示に従ってください。



直接書類をやり取りする場合、確定申告の申告書に限らず、例えば特別定額給付金の申請書であったり、扶養控除等申告書やその他控除申告書といった書類は提出してしまったら手元に残らないことが多いです。

必要かどうか分からないときは、とりあえずスマートフォン等で撮影しておくのもいいかもしれませんね。



以上です。今後ともよろしくお願います(。-`ω-)

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